◇先月(8/8)にお預かりさせて頂いて以降、昼夜放牧による心身の成長促進を図ってまいりましたが、この中間より、軽目の騎乗調教を開始させて頂いております。

【この中間(8/21~9/20)の主な管理経過】

~8/30:当場の繁殖・1才馬の繋養を主とする豊郷分場にて、
他の1才馬達との集団での昼夜放牧(11:00~6:00)
8/31~:現行の昼夜放牧と併行し、騎乗のための馴致を開始。
9/18~:騎乗調教を開始。

〔現在(9/20時点)の主な管理メニュー〕
昼夜放牧(16:00~6:00)
15:00~騎乗調教(場内を長目の常歩の後、屋内運動場にて速歩~軽目キャンター調整)
※調教時は2~3頭の少頭数による乗り馴らし

【調教時の状態】

馴致の際は、お預かりの際の従順さからも、スムーズに進められるものと楽観視しておりましたが、普段の幾らかおっとりした外面に反し、内面を掘り下げると意外に繊細で、各課題ごと怖がりな面が見られましたため、過度に詰め込まず、一つ一つの課題をご愛馬がしっかりと納得し受け入れてくれるまで時間をかけさせて頂きました。現在(9/20時点)は、同じ時期に馴致を終えた1才馬達との少頭数(2~3頭)での乗り馴らしの段階で、軽目の運動を課しながら、少しずつ馬添いに馴らし、騎乗者からの扶助や、運動時の基本的な体の使い方を繰り返し慣らしております。騎乗させていただいている感触といたしまして、騎乗調教を開始してまだ日が浅い分、騎乗者との扶助でのやり取りや、全体の脚取りなど、幾らか心もとなく、他馬との馬添いや、急な物音・周囲の障害物ほか、調教環境の些細な変化にもやや怖がりな面を見せておりますが、調教開始直後はどの子も皆同様で、これから日々繰り返す‘調教そのもの’ への慣れに伴い、それらいずれも解消されてくるものと見ております。

【体調面・馬体各部位の状態】

8月21日の集牧時に左前肢に跛行が見られ、担当医・装蹄師らの診療の結果「挫跖」との診断が出ましたため、以降5日間は舎飼静養~小パドックでの放牧に控え、回復に専念させて頂きました。幸いその間の経過は順調で、患部の排膿を済ませ、27日より従来の昼夜放牧を再開させて頂いており、以降の体調面・馬体各部位に問題はございません。馬体につきましては、中間(8/29)のボディコンディションスコア(馬の適正な体の状態を維持するための、脂肪のつき具合を指数化した馬体チェック)で、担当医より「全身の肉付きに十分なゆとりのある、馴致開始前としては理想的なコンディション。この状態であれば、馴致にかかる心身への相当な負荷にも耐えられる」との好意的な所見が出ましたため、即馴致開始に至っております。馴致~騎乗開始後も、飼養食い旺盛な点がご愛馬の強みで、むしろ体重の方が先月より顕著に増加している点が好材料です。

【当面の予定】

今月一杯は、軽目の乗り馴らしの傍ら、現行の昼夜放牧を継続させて頂き、慣れぬ騎乗による心身のストレスの緩和・青草摂取による馬体維持を図った後、来月より本格的な騎乗調教開始のため、育成部門である日高町・富川東の本場に移動させて頂き、以降調整を進めてまいりたいと思います。

 

 


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